週刊粧業 2025年4月14日号 4ページ
カンタンに言うと
コーセーは中長期ビジョンの中で、「脱・自前」による地域に最適化されたグローバルでの事業成長を掲げ、外部パートナーとの連携や外部アセットの活用を進めることで、グローバルでの事業成長の加速を目指している。
研究戦略室の浜松和芳室長に話を伺った。
――イノベーティブな研究成果の直近の好事例をお聞かせください。
浜松 コーセーでは、スタートアップ企業との共創を目的としたイノベーションプログラムを2018年より推進し、その取り組みの一環として量子コンピュータを化粧品開発に応用することに2019年から着手してきた。
この取り組みの中で、量子コンピュータを用いて目標品質に最適化された化粧品処方を自動生成するアルゴリズムの開発に成功し、さらに2025年5月に世界で初めて量子コンピュータを用いて計算した化粧品処方によって、毛穴の角栓への最適なアプローチを追求したクレンジング美容液「コスメデコルテ AQ 毛穴美容液オイル」の製品応用へとつながった。
あと74%
週刊粧業の有料プラン(制限なし・制限あり)をご契約の方のみ閲覧可能です
この記事は週刊粧業 2025年4月14日号 4ページ 掲載
■特集/メーカー各社のR&D戦略~未来の美の可能性を広げる研究が加速◎資生堂~肌・身体・心のつながりに着目し、今までにない新たな美の価値を提供◎コーセー~研究起点で事業領域の拡大へ、「ウェルビーイング」研究に注力◎花王~コア技術のグローバル展開に向けてよきモノづくりの高速循環を推進◎日本メナード化粧品~幹細胞研究は顔から全身の解明へ、「遺伝子×肌分析」で新境地も開拓◎ミルボン~原点に立ち返り...
バラ売り
【週刊粧業】キレートジャパン、開発志向型ベンチャーを信条に全く新しい化粧品づくりに挑戦
バラ売り
【週刊粧業】2024年入浴剤の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年紙おむつ市場の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】PALTAC、フェアで長期ビジョン実現に向けた機能を紹介
バラ売り
【週刊粧業】2025年男性化粧品・育毛剤の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】コーセー、「雪肌精 BLUE」「Prédia BLUE」の日本1号店を開設
バラ売り
【週刊粧業】セブン&アイHD、2030年までにコンビニ事業へ3兆2000億円を投資
バラ売り
【週刊粧業】track ルクア店、サロン専売ブランドの直営店としてブランド認知を高めてサロンに還元
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。