ティアーズは2024年、ヘアカラーの2剤(オキシ)と、クレバーシリーズの水素トリートメントが好調に推移した。
3月21日にはティオーネシリーズの新製品として、髪だけでなく肌や身体など全身に使用できるオーガニックな多機能オイル「ナチュラルオイル」を発売した。香りは「ハーバルシトラス」と「エレガントローズ」の2種類を展開し、いずれも99%以上が自然由来成分で構成されている。
市場ではシリコン配合製品が主流となる中で、オーガニック製品の投入には一定の懸念もあったという。しかし、実際には発売直後から好調なスタートを切り、予想を上回る販売実績を記録した。
同社では、自然由来成分の比率に応じた自社独自のマーク(75%以上、85%以上、90%以上、95%以上)を製品に記載しており、今後も展開を強化していく方針だ。
2025年は、6月に大阪で開催されるアジアビューティエキスポへの出展を予定しており、業界関係者に向けて自社製品をアピールしていく。また、2026年に向けて改めてヘアケア領域に注力する方針を掲げており、2025年はその準備期間として、製品開発を本格的に進めていくという。
さらに、今後は新たなカテゴリーの拡充も見据えている。具体的には、ボディソープやドライシャンプーなど、これまで展開してこなかった製品群の導入を検討している。
中でも、ドライシャンプーはリフレッシュ効果が得られる液体タイプの製品を想定しており、夏場やアウトドアシーン、さらには災害時などの非常時においても活躍が期待される。
この記事は週刊粧業 2025年4月28日号 5ページ 掲載
■特集/美容業界~ヘアケアからトータルケアへ◎ティアーズ~オーガニックな多機能オイルを発売、今後は新領域の開拓にもチャレンジ◎アリミノ~専門性・対話・感性の3軸で価値向上、イベントやECなど新たな試みも◎CAC~泡洗顔料のリピートが好調に推移、健康美容ドリンク刷新で販売店数増へ◎ミルボン~多様な美容体験を提供するスマートサロンの拡大を推進◎タカラベルモント~DX推進とサロン利用客を意識した開...
バラ売り
【週刊粧業】キレートジャパン、開発志向型ベンチャーを信条に全く新しい化粧品づくりに挑戦
バラ売り
【週刊粧業】2024年入浴剤の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年紙おむつ市場の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】PALTAC、フェアで長期ビジョン実現に向けた機能を紹介
バラ売り
【週刊粧業】2025年男性化粧品・育毛剤の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】コーセー、「雪肌精 BLUE」「Prédia BLUE」の日本1号店を開設
バラ売り
【週刊粧業】セブン&アイHD、2030年までにコンビニ事業へ3兆2000億円を投資
バラ売り
【週刊粧業】track ルクア店、サロン専売ブランドの直営店としてブランド認知を高めてサロンに還元
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。