ライオンは4月24日、小田原工場内に医薬品新工場を竣工した。人々の健康意識の高まりを背景に一般用医薬品市場が堅調に推移する中、同社は将来にわたって、より安定的な生産供給体制を確立すべく、生産インフラ等を強化し、生産能力の増強を実現する。また、新工場は環境にも配慮しており、脱炭素社会の実現に向けて引き続き取り組んでいく。
経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」の実現に向けた取り組みを進める中、小田原工場は稼働から一定の年数が経過していたことから、より安定的な生産供給に向けて工場を新設した。新工場では原材料等の搬送自動化や、生産プロセスの効率化等により生産能力は約1.4倍に高まるという。
新工場では一次エネルギーの消費を50%削減することで、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の「ZEB Ready」認証をライオンの工場で初めて取得した。また、熱源をガスボイラーではなくヒートポンプチラーにすることで、CO₂排出量の低減も図っている。
海外成長施策強化の一環として、小田原工場は今後、一般用医薬品の海外輸出の製造拠点としての役割も担うため、国際基準PIC/S GMPのガイドラインに準拠した製造管理の工場に生まれ変わる。
この記事は粧業日報 2025年5月8日号 1ページ 掲載
■ライオン、小田原工場内に環境配慮型の医薬品新工場を竣工■資生堂、朝の新習慣として洗うタイプの「洗顔セラム」を発売■矢野経済研究所、エステティックサロン市場に関する調査を実施■TPCマーケティングリサーチ、界面活性剤の市場について調査■ノエビアHD、カムバック採用のさらなる促進へ
バラ売り
【週刊粧業】キレートジャパン、開発志向型ベンチャーを信条に全く新しい化粧品づくりに挑戦
バラ売り
【週刊粧業】2024年入浴剤の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年紙おむつ市場の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】PALTAC、フェアで長期ビジョン実現に向けた機能を紹介
バラ売り
【週刊粧業】2025年男性化粧品・育毛剤の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】コーセー、「雪肌精 BLUE」「Prédia BLUE」の日本1号店を開設
バラ売り
【週刊粧業】セブン&アイHD、2030年までにコンビニ事業へ3兆2000億円を投資
バラ売り
【週刊粧業】track ルクア店、サロン専売ブランドの直営店としてブランド認知を高めてサロンに還元
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。