クラシエは、ゆがみ毛は加齢にともない弾性率が減少することで、うねりやくせなどの形状だけではなく、物理特性にも変化が生まれ体幹が弱くなってしまうことを明らかにした。その原因は、ゆがみ毛内部の毛髪タンパク質において髪を形づくる化学結合が変性したためと考えられる。さらに、年齢を重ねて体幹が弱くなってしまったゆがみ毛内部の架橋密度を上げ、髪の体幹を向上させる成分として、「ジラウラミドグルタミドリシンNa」を見出した。
同一人の髪に直毛とは異なる、うねり・くせ・広がりがある毛髪を同社はゆがみ毛と呼び、これまでに直毛とゆがみ毛を比較した形状や内部観察、さらにゆがみ毛を扱いやすくするソリューションを開発してきた。しかし、ゆがみ毛のケアは完全に解決されたわけではなく、ゆがみ毛の加齢にともなう変化については未解明な部分が多く存在している。
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この記事は粧業日報 2025年5月9日号 4ページ 掲載
■イトーヨーカ堂、店舗閉鎖完了後の初の新店を開設■山田養蜂場、ローヤルゼリーが肌本来のバリア機能や保湿力を向上■クラシエ、加齢性ゆがみ毛の体幹を向上させる成分を発見■イプサ、角層の水分保持状態を3D画像で可視化
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