ダイセルは、クレンジング用界面活性剤「P-PGLE MO04/MO06」(オレイン酸ポリグリセリル)を新たに開発し、5月に開催される「CITE JAPAN 2025」にブース出展して認知拡大を図る。
「P-PGLE MO04/MO06」は、モノエステル体の比率が高いオレイン酸ポリグリセリルで、安定性に優れた無色透明なオイル溶液をつくることが可能だ。POE系界面活性剤と同等の洗い流し性を有しながら増粘性も付与できる特性を持つ。
オイルクレンジング処方への応用では、増粘剤なしで「P-PGLE MO04/MO06」の単独配合により、透明性を保ちながらとろみを付与して、メークの落としやすさと肌への負担軽減を両立する。2月から順次、紹介を進めており、増粘剤なしでとろみを付与できる点(写真)や、2つ(MO04/MO06)の混合比率を調整して好みの感触にできる点などが評価されているという。
また、主力の酢酸セルロースを用いた真球粒子「BELLOCEA(ベロセア)」シリーズでは、生分解性をさらに高めた新グレードの「BELLOCEA BS7」を開発し、1月よりサンプル配布を開始した。展示ブースでも主力シリーズの新製品として紹介していく。
「BELLOCEA BS7」は、欧州の生分解性基準(OECD TG301F)に適合する高い生分解性を保有する酢酸セルロース真球粒子(平均粒径7㎛)で、生分解性による地球環境へのやさしさと、滑らかな感触を付与する肌へのやさしさを両立し配合化粧品の高付加価値化をサポートする。滑らかな表面に由来する酢酸セルロース特有の柔らかな感触から、化粧品の感触改良やマイクロプラスチックビーズの代替原料として実績を伸ばしている。
このほど、酢酸セルロース真球粒子の生分解性をさらに高めることに成功し、「BELLOCEA BS7」として販売を開始した。自然由来指数は90%以上であるため、より環境価値の高い化粧品づくりを実現する品番として紹介を進めていく。
この記事は週刊粧業 2025年5月12日号 27ページ 掲載
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