物産フードサイエンス、髪と肌に効果を発揮するアクアオールとエリスリトールの静菌作用について提案

週刊粧業 2025年5月12日号 24ページ

物産フードサイエンス、髪と肌に効果を発揮するアクアオールとエリスリトールの静菌作用について提案

 物産フードサイエンスは、今回が初出展となるCITE JAPAN 2025において糖アルコールの提案を行う。今回は、指先から毛先まで潤いを届ける「アクアオール」と肌環境を整える「エリスリトール」を紹介する。

 「アクアオール」は、デンプンを起源原料とする糖アルコール混合物で、肌や毛髪に対してべたつきの少ないしっとり感や柔らかさを付与することができる。毛髪に対しては、サラサラとした質感や指通りの良さを実現する点が高く評価されており、シャンプーやトリートメントへの応用が進んでいる。

 今回、「うねり」「ツヤ髪」をキーワードに技術発表を予定しており、「アクアオール」を用いた毛髪ケアについて提案する。また、スキンケア分野では長時間の保湿効果について提案を行う。同社では6時間の保湿データを新たに取得した。就寝前に使用することで朝までしっとり感が続くという、昨今のスキンケア市場で求められる機能性に応える内容となっている。

 「エリスリトール」では静菌作用について紹介する。「エリスリトール」は微生物の発酵によりグルコースから生成される自然由来指数1の糖アルコールで、皮膚常在菌に対して静菌効果を発揮し増殖を抑制することが確認されている。

 ニキビやフケの原因菌など、肌や頭皮の菌叢バランスを整える効果が期待されている。菌に対する効果というと作用が強く、肌への負担が懸念されることが多いが、「エリスリトール」の静菌作用は菌叢バランスを整えることによるため、刺激を感じることなくやさしく肌環境を整えることができる。

 ブースでは、エリスリトールのひんやり感を体感できる化粧水などの体感サンプルも用意し、使用感や質感をその場で実感することができる。

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