ライオン、幼少期からの環境教育を埼玉県と共同で実施

粧業日報 2025年6月4日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 埼玉県私立幼稚園・認定こども園で「ハブラシリサイクル」活動を開始
ライオン、幼少期からの環境教育を埼玉県と共同で実施

 ライオンは、プラスチックの資源循環を目的として、ハブラシを捨てるからリサイクルする習慣となるよう、「ハブラシリサイクル」活動による再資源化を推進している。その一環として、2025年5月より、埼玉県サーキュラーエコノミー推進事業へ参画し、埼玉県、公益社団法人全埼玉私立幼稚園連合会、コミュニティネットと共同で、埼玉県下の私立幼稚園・認定こども園にて「ハブラシリサイクル」に取り組むこととなった。

 誰もが使うハブラシを通じて、幼少期から「健康」や「環境」について学び、体験する機会を提供していく。産官学民が連携し、2025年は私立幼稚園・認定こども園10園からスタートし、2027年には埼玉県全域に拡大して、持続可能な未来の実現を目指す。

 また、回収したハブラシは、質の高い再生樹脂にリサイクルするための技術開発や将来的な事業展開に向け活用する。

 同社は、オーラルヘルスケアのリーディングカンパニーとして、商品・サービスの提供だけでなく、啓発活動や情報提供等を通じて、生活者の歯と口の健康維持に取り組んでいる。ハブラシリサイクルは2015年より実施している活動で、今年で10年の節目を迎える。

 この活動では、生活者向けプログラムや自治体との共創による取り組みを推進してきが、今回、「健康・環境」や「習慣づくり」を目的に、教育現場で実践することとした。ハブラシを通じて「健康」習慣と「捨てない」習慣の定着化を促すべく、幼少期から健康に対する意識を高め、資源をリサイクルすることが当たり前となる、健康・環境教育と体験を提供していく。

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