ライオン、おふろの防カビくん煙剤が累計販売個数1億個を突破

粧業日報 2025年6月4日号 4ページ

カンタンに言うと

  • 2012年9月の発売以来、新習慣を定着させカビ防止剤市場を牽引
ライオン、おふろの防カビくん煙剤が累計販売個数1億個を突破

 ライオンの「ルックプラス おふろの防カビくん煙剤」は、カビ防止剤市場を牽引し、発売からの累計販売個数が1億個を突破した。

 2012年9月に発売した「ルックプラス おふろの防カビくん煙剤」は、銀イオンの煙で黒カビの原因菌を浴室まるごと除菌してカビの発生を防ぐ製品として、多くの人々から好評を得て、現在、生活者のお風呂掃除をラクにする新習慣として定着している。

 実際、カビ取り剤/カビ防止剤市場におけるカビ防止剤カテゴリーは防カビくん煙剤の発売以降、着実に拡大し、販売金額構成比が約50%を占める規模まで伸長している。

 同社では、手間がかかると認識されている浴室の黒カビ掃除に対して、生える前に防カビして掃除をラクにすることを提案してきたが、実際、「定期的に使えば掃除がラクになりそう」という理由でリピート購入され、習慣化につながっている。

 また、「浴室の天井を対処できること」や「手が届かない浴室の隅々まで対処できること」という点においては、くん煙剤ならではの特長として、高い満足度を得ている。このように、生活者にとって面倒なカビ取り掃除をラクな防カビ習慣で代替するアイテムとして、防カビくん煙剤は浸透していった。

 SNS上では「#おふろの防カビくん煙剤」のハッシュタグを使用して、煙が立ち上る様子や感想を生活者自身が紹介している。特に、「#入居前にやることリスト」といった引っ越し関連のハッシュタグで数多く紹介されている。その他にも「梅雨前に」「大掃除の仕上げに」など、カビが気になる時期や、掃除後にキレイな状態を保ちたい気持ちが生まれるシーンにおいて、使ってみたい気持ちになる投稿が多いことが特長的だ。

 実際、梅雨時期や年末、大掃除や引越しのタイミングは、製品を使うきっかけになった理由のうち85%を占めている。

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