粧業日報 2025年6月10日号 3ページ
カンタンに言うと
コーセーは6月3日、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ」が白樺の森林保全と地域創生を目的として北海道美深町(びふかちょう)と進める「DECORTÉ 白樺の森プロジェクト」の一環として、「DECORTÉ 白樺の森 植樹イベント」をDECORTÉ 白樺の森(北海道中川郡美深町)にて開催した。
コスメデコルテは、社会課題解消に向けた「DECORTÉ SUSTAINABLE ACTIONS」の1つとして、商品に使用している原料原産地の自然保護と地域創生を目指した「Sustainable Ingredients Project」を、2024年9月25日に立ち上げた。
その第1弾の取り組みとして、コスメデコルテの象徴ライン「AQ」の原料である「白樺水」の産地、北海道美深町を支援する「DECORTÉ 白樺の森プロジェクト」を開始し、プロジェクト内容を取りまとめた「DECORTÉ 森林づくり活動協定」を美深町と締結した。美深町内の6カ所、計11.84haの町有林の管理を支援し、地球温暖化防止につながる森林づくりを進め、原料となる白樺林の保護に貢献するとともに、教育機関と連携した森林教育の実施や自然資源を活用した観光への支援などを通じて、美深町の地域創生に貢献している。
6月5日の環境の日に合わせて、6月3日にDECORTÉ 白樺の森にて、「DECORTÉ 白樺の森 植樹イベント」を、協定締結後初のイベントとして、自然保護に向けた森林づくりと美深町との連携強化を目的に実施した。
冒頭の挨拶には、コーセー DECORTÉ事業部 グループマネージャー 大塚康介氏、美深町長 草野孝治氏が登壇し、取り組みの意義を説明した後、同社社員のほか、同社と取引のある北海道上川地区の化粧品専門店、くどう(北海道旭川市、工藤貴弘社長)、コスメさとう(北海道名寄市、佐藤康男社長)や、美深町立仁宇布小中学校の生徒8名が参加し、白樺の苗木合計100本を植樹した。
今後もコスメデコルテは、自然環境保護につながる町有林の森林づくりへの支援や、教育・観光のサポートを通じた美深町の地域創生に貢献していく。
また、将来的には、この森から採取した白樺樹液で商品を作ることで、原料づくりから生産・販売まで一貫して関わる持続可能なモノづくりのサイクルを築いていく。
この記事は粧業日報 2025年6月10日号 3ページ 掲載
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