ライオン、TNFD提言に基づき情報開示を実施

粧業日報 2025年6月13日号 6ページ

カンタンに言うと

  • オーラルヘルスケア、ファブリックケア両事業でより深刻なケースを想定
ライオン、TNFD提言に基づき情報開示を実施

  ライオンは、「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)」提言に基づく情報開示を行った。また、TNFD Adopterに登録した。

 ライオンは、生物多様性方針に基づき、TNFDのフレームワークに則り、同社グループの自然への依存、影響、自然関連のリスク、機会を分析し、その分析結果について開示した。

 今回は、オーラルヘルスケア事業、ファブリックケア事業のバリューチェーン全体について分析した結果、特に上流(原料調達)において、依存度と影響度が高いという結果になった。

 また、2030年において生態系サービスの劣化が深刻化するシナリオを想定し、両事業についてリスクと機会の分析を行った。内容の詳細については、コーポレートサイト「ライオングループのTNFDへの対応」に開示している。

 同社グループは、2030年までに取り組むべきサステナビリティ重要課題と目標を設定し、責任あるサプライチェーンマネジメントの構築、人権の尊重、サステナブルな地球環境への取り組みを進めている。

 今後も生物多様性の損失のもたらすリスクと機会に対する様々な取り組みに注力し、持続可能な社会への貢献と事業の発展の両立を目指していく。

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