C&T 2025年6月16日号 52ページ
カンタンに言うと
松屋はインバウンド需要が好調で、2024年度の総額売上高(旧会計規準)、営業利益、経常利益は過去最高を更新した。2024年11月に新しいECサイト「matsuyaginza.com」を始動し、訪日客を含め、リアルとネットを融合したオムニチャネル化を志向している。
今年度からスタートした長期経営計画はオムニチャネル、CRMの強化を通して、世界からの来店誘導を目指す。
古屋毅彦社長は「ここにしかないものをどれだけ持てるかということが、来店動機になる」と語る。百貨店業界の現状や、松屋を取り巻く環境、中長期の成長戦略について、インタビューした。
――インバウンド需要に陰りが見られますが、百貨店業界の足元の状況をどのように、ご覧になっていますか。
古屋 インバウンドの中身として客数と単価があり、客数は増えています。ホテルの稼働率も落ちていないようですので、数は増えて、単価が落ちているのだと思います。またコロナ禍は別として、2014年の爆買いの時から今日に至るまで、半年から1年くらいのスパンで購入される商品が変わってきています。
特に、昨年はラグジュアリーブランドへの消費が集中する傾向がみられました。その分、化粧品の動きが弱かったのですが、ここにきて再び化粧品のウエイトが高まっているようです。
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