コーセー、IFSCCドナバール賞2015日本企業で初の受賞

2015年9月18日 16時47分

若手研究員の描く化粧品科学の未来像に評価~ 

 株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)は、IFSCC(国際化粧品技術者会)が開催するMAISON G DE NAVARRE YOUNG SCIENTIST PRIZE 2015IFSCCドナバール賞2015)を受賞しました。

 この賞は、若手研究を対象に公募した小論文に対する名誉ある賞で、日本企業で初の受賞となります

 ドナバール賞とは、35才以下の若手研究を対象にIFSCC隔年設けている賞で、2009年から始まり今回が4回目となります。

 化粧品研究に与えられた複数のテーマの中から選択した内容について小論文を執筆・審査される仕組みで、受賞者は各回1名のみとなっています。受賞者は、9月21~23日に開催されるIFSCCスイス中間大会に招待され、開会式で授賞式が行われる予定です。 



○受賞した小論文の概要 

 世界における化粧品のマーケットサイは年々増加しており、特に新興国においてはその傾向が顕著です。

 一方、新興国では廃水管理が不十分であることが多く、水質汚染・環境汚染が問題となっています。

 そこで、化粧品の新たな役割として、“環境に優しい”だけでなく、使用することで“環境を改善する”機能有用であると考えました。

 その解決策として、Reduction(削減)Replacement(代替)Refinement(改善)3つのコンセプトを基に、環境に悪影響を及ぼす原料を極限まで使用せずに、環境に優しい原料のみを使用した“環境に優しい”化粧品の開発と、植物プランクトンの増減をコントロールすることで“環境を改善する”化粧品開発のアイデアを提言しました。 

このニュースに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。 

株式会社コーセー 
広報室 
TEL 03‐3273‐1514(直通) 

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