【クロス・マーケティング自主調査】好きなブランドからみた消費者の嗜好性に関する調査

好きなブランドからみた消費者の嗜好性に関する調査
~あなたは何派? ~

一般消費者の日常生活には、さまざまな商品分野において、ブランドが林立している。日々接する機会の多い日常的なブランドから、手にすることの少ない憧れブランドまで、一口にブランドと言っても幅は広い。あなたが好きなカジュアルウェアのブランドは? インテリアを買いに行くならどこのショップ? 腕時計といえばどのブランド? バッグを買うならどのブランド?

本調査では、この4つの分野において、前者2つを「カジュアルブランド」、後者2つを「クラスブランド」として、それぞれにおいて好きなブランドの組み合わせによるクラスターを作成した。さらに、作成されたクラスターごとに、日常生活の嗜好においてどのような特徴があるかを比較していく。

調査方法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティングアンケートモニター使用)
調査対象:全国の一般成人男女20~69才対象
有効回収数:本調査1,000サンプル男女別x 年代別で均等割付
実施期間:2011年7月11日(月)~2011年7月12日(火)

I.「カジュアルブランド」のクラスター
カジュアルウェアとインテリアショップの「カジュアルブランドクラスター」は、「ユニクロ・ニトリ型」対「MUJI(インテリア・カジュアルウェア)・ユニクロ型」

好きなカジュアルウェアのブランドおよび好きなインテリアショップのブランドについて、以下の選択肢をあげて聴取した。

好きなカジュアルウェアのブランド
•ユニクロ
•ライトオン
•GAP
•ZARA
•ベネトン
•Forever21
•H&M
•ジーンズメイト
•エディー・バウアー
•バナナ・リパブリック
•アニエス・b
•アバクロ(Abercrombie&Fitch)
•ディーゼル
•コムサイズム
•無印良品

好きなインテリアショップのブランド
•IKEA
•ニトリ
•フランフラン
•アクタス
•ザ・コンランショップ
•無印良品
•島忠・HOMES
•大塚家具
•アフタヌーンティー
•私の部屋
•ケユカ
•カッシーナ・イクスシー
•LOFT

「カジュアルウェアのブランド」と「インテリアショップのブランド」に対する選考度合をクラスター分析した結果、以下の2つのグループが抽出された。
1.カジュアルブランドといえば「ユニクロ」、インテリアショップは「ニトリ派」の多い「ユニクロ・ニトリ型」
2.インテリアショップは断然「無印良品」、カジュアルウェアは「ユニクロか無印良品」の「MUJI・ユニクロ型」
全体にしめる割合としては、「ユニクロ・ニトリ型」が約3割、「MUJI・ユニクロ型」が約1割

II.「クラスブランド」のクラスター
腕時計とバッグの「クラスブランドクラスター」は、「海外ブランド型」対「国産ブランド& コーチ型」

「腕時計のブランド」と「バッグのブランド」に対する選考度合をクラスター分析した結果、以下の4つのグループが抽出された。
1.腕時計は「ロレックス」か「カルティエ」、バッグは「ルイ・ヴィトン」の多い「ロレックス・カルティエ・ルイ・ヴィトン型」
2.腕時計は「ブルガリ」か「タグ・ホイヤー」、バッグは「バーバリー」の多い「ブルガリ・タグ・ホイヤー・バーバリー型」
3.腕時計といえば「セイコー」、バッグは「コーチ派」の「セイコー・コーチ型」
4.腕時計は「シチズン派」、バッグは「コーチ派」の「シチズン・コーチ型」
全体にしめる割合としては、「ロレックス・カルティエ・ルイ・ヴィトン型」が約16%、「ブルガリ・タグ・ホイヤー・バーバリー型」が約8%

III.①「カジュアルブランドクラスター」別のプロフィール
年代

「ユニクロ・ニトリ型」は、50代以上の比較的高年齢層が多い
「MUJI・ユニクロ型」は、30代の割合が高い

血液型
「ユニクロ・ニトリ型」は、A型の割合が高い
「MUJI・ユニクロ型」は、B型の割合が高い

III.②「カジュアルブランドクラスター」別の嗜好
最も好きな「ファストフード店」

マクドナルドはいずれにおいても最も人気が高いが、特に「MUJI・ユニクロ型」で割合が高い
最も好きな「コーヒーショップ」
「MUJI・ユニクロ型」は、スターバックスが圧倒的に人気
「ユニクロ・ニトリ型」は、スターバックスとドトールが人気を二分

III.③「カジュアルブランドクラスター」別の嗜好
日頃健康面で最も気にかけていること

「ユニクロ・ニトリ型」は、バランスの良い食事と睡眠時間
「MUJI・ユニクロ型」は、睡眠時間と散歩、体重の維持

最も好きな「テレビ番組」
民放のバラエティは、どちらにも人気
「ユニクロ・ニトリ型」は、民放のドラマが好き
「MUJI・ユニクロ型」は、スポーツ中継・スポーツ番組が好き

IV.①「クラスブランドクラスター」別のプロフィール
「国産ブランド&コーチ型」は大人世代、「海外ブランド型」は30代
年代

「海外ブランド型」は、30代の割合が高い。「ブルガリ・タグ・ホイヤー・バーバリー型」は、30代と50代
「国産ブランド&コーチ型」は、50代以上の割合が高い

血液型
それほど大きな違いはみられないが、「ブルガリ・タグ・ホイヤー・バーバリー型」はB型の割合がやや高い

IV.②「クラスブランドクラスター」別の嗜好
海外旅行が全般的に人気。世界遺産は日本・ペルー・イタリア
旅行に行くとしたら

「海外ブランド型」は、30代の割合が高い。「ブルガリ・タグ・ホイヤー・バーバリー型」は、30代と50代
「国産ブランド&コーチ型」は、50代以上の割合が高い

最も見に行きたい世界遺産
「海外ブランド型」は、ペルーとイタリアの人気が高い
「国産ブランド&コーチ型」は、イタリアと日本の人気が高い

IV.③「クラスブランドクラスター」別の嗜好
車はBMW、レクサス・ベンツの人気が高い。自分を動物にたとえると、柴犬・犬雑種・猫雑種
最も好きな車のブランド

BMWは全般的に人気が高い。「海外ブランド型」では、「ロレックス~型」でメルセデス・ベンツ、「ブルガリ~型」ではフェラーリ、フォルクスワーゲンなどが上位にランクイン
「国産ブランド&コーチ型」は、ポルシェやアウディが上位人気
自分を動物にたとえると
柴犬、犬・雑種、猫・雑種などが上位に入る中で、「海外ブランド型」では、ライオンがベスト5入り

<「好きなブランドからみた消費者の嗜好性に関する調査」に関する調査調査概要>
■調査方法インターネットリサーチ
(クロス・マーケティングアンケートモニター使用)
■調査時期2011年7月
■地域全国
■調査対象男女20~69歳
■有効回収数1,000サンプル
■設問数属性設問10問+本調査23問
■調査内容
□属性設問(性別・年齢・居住地・職業・婚姻状況・世帯構成・住居形態・世帯年収・血液型・星座)
□最も好きな「ファストフード店/コーヒーショップ/ファミリーレストラン/居酒屋チェーン/宅配・デリバリー/酒類/
カジュアルブランド/腕時計のブランド/インテリアショップ/テレビのブランド/携帯電話のキャリア/航空会社/
ホテル/バッグのブランド/車のブランド」(各SA)
□旅行に行くとしたら「国内or海外/北海道or沖縄/世界遺産を見に行きたい国」(各SA)
□日頃の生活において健康面で気にかけていること(SA)
□好きなテレビ番組(SA)
□自身がパートナーに求めること(SA)
□自身を表すのに適している思うもの(SA)
□自身を動物に例えた場合あてはまるもの(SA)

★本件に関する問い合わせ先★
株式会社クロス・マーケティング担当:大島理香(おおしまりか)
東京都中央区銀座8-15-2 銀座COMビル6F
TEL : 03-3549-0603 FAX : 03-3549-0232
E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp

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