【クロス・マーケティング自主調査】衣料用洗剤・食器用洗剤の購入に関する調査レポート

毎日の生活の中で、何気なく、しかし確実に利用している「洗剤」。新商品も数多く登場し、消耗品として購入する機会も多い。

今回の調査では、洗剤のなかでも一般家庭で広く利用される衣料用洗剤と食器用洗剤に絞り、思いつく商品名、購入場所、購入する際に重視することや利用している商品に対するイメージなどを調査した。

また、衣料用洗剤、食器用洗剤の利用に関連する日常の行動として、洗濯や料理の頻度などもあわせて調査している。

調査方法 : インターネットリサーチ(クロス・マーケティング アンケートモニター使用)
調査対象 : 全国の一般成人男女 20~69才対象
有効回収数 : 衣料用洗剤 600サンプル (P&G、花王、ライオン利用者 各200サンプル)
食器用洗剤 600サンプル (P&G、花王、ライオン利用者 各200サンプル)
対象者条件 ;

『衣料用洗剤』・自分で洗濯をする・少なくとも3ヶ月に1回は衣料用洗剤を購入する
『食器用洗剤』・自分で食器を洗う・少なくとも3ヶ月に1回は食器用洗剤を購入する
実施期間 : 2011年9月12日(月)~ 2011年9月13日(火)
回答者属性 : 以下記載

Ⅰ. 普段の洗濯は「毎日1回」が多数派
普段の洗濯は、「毎日複数回」「毎日1回」が、全体の6割
 普段の洗濯頻度
 世帯構成別にみて、最も洗濯頻度が高いのは「夫婦世帯(子供あり)、最も低いのは「単身世帯」
 「夫婦世帯(子供あり)」は、8割以上が「毎日1回」以上洗濯している
 単身世帯は、「週1~2回」以下しか洗濯しない割合が、48%をしめる。休日、平日では、休日に洗濯する人の方が多い

Ⅱ. 料理は、「毎日複数回」が基本
普段の料理は、「毎日複数回」「毎日1回」が、全体の8割
 普段の料理頻度
 女性は、9割以上が、「毎日1回」以上、料理をしている
 男性も、作る頻度や種類は少なくなるもの、料理をする人が多く、「自分では料理はしない」は11%
 作る料理は、男女ともに「炒め物」が最も多く、次いで「ご飯もの」。男性では「麺類」も上位に入る

Ⅲ. 衣料用洗剤・食器用洗剤で思いつく商品とは
「衣料用洗剤」はアタック、「食器用洗剤」はジョイの想起率が高い

Ⅳ. 衣料用洗剤・食器用洗剤はどこで買う?
「ドラッグストア」での購入がいずれの商品でもメイン

Ⅴ. 衣料用洗剤の選定のポイントは?
衣料用洗剤は、「価格が手ごろ」で、「抗菌・防臭効果」があることが求められる
衣料用洗剤の選定の重視点
P&G利用者は、「香り」や「やわらかさ」などを重視する傾向が強い
花王利用者とライオン利用者は、「節水」、「使用量」や「すすぎ回数」などを重視する傾向が強い

Ⅴ. 食器用洗剤の選定のポイントは?
食器用洗剤は、「価格が手ごろ」で、「汚れ落ちがいい」ことが求められる
食器用洗剤の選定の重視点
いずれのブランド利用者においても、「価格」と「汚れ落ち」の重視度が高いが、衣料用洗剤と比較すると、ブランド間での重視度傾向の違いは少ない
P&G利用者は、「油汚れに強い」と、「除菌効果」の重視度が高い
花王利用者、「油汚れに強い」と、「ニオイがとれる」の重視度が高い

Ⅵ. 利用している衣料用洗剤のイメージは?
P&Gは「香り」、花王は「すすぎ1回」、ライオンは「新技術を使った商品」、売れ筋商品のイメージが強く持たれている
衣料用洗剤の選定の重視点
 利用している商品に対するイメージを、P&G、花王、ライオンの3ブランドにわけてコレスポンデンス分析を行った
 P&G利用者が持つイメージは、「香り」、「香りながもち」、「抗菌・防臭効果」や「柔軟剤配合」などが強い
 花王利用者は、「すすぎ1回」、「洗濯時間の短縮や節水」、「有名なブランド」などが強い
 ライオン利用者は、「新しい技術が使われている商品」、「濃縮洗剤」や「洗濯時間の短縮や節水」などが強い

Ⅵ. 利用している食器用洗剤のイメージは?
P&Gは「除菌効果」、花王は「香り」、ライオンは「手肌にやさしい」、テレビCMのメッセージに近いイメージ
食器用洗剤の選定の重視点
利用している商品に対するイメージを、P&G、花王、ライオンの3ブランドにわけてコレスポンデンス分析を行った
P&G利用者は、「除菌効果」と「油汚れに強い」などが、イメージとして強い
花王利用者は、「香り」、「汚れ落ちがいい」や「すすぎが楽」などが、イメージとして強い
ライオン利用者は、「価格が手ごろ」、「手肌にやさしい」や「すすぎが楽」などが、商品に対するイメージとして強い

<衣料用・食器用洗剤の購入に関する調査 調査概要>
■ 調査方法 インターネットリサーチ
(クロス・マーケティング アンケートモニター使用)
■ 調査時期 2011年9月
■ 地域 全国
■ 調査対象 男女20~69歳
『衣料用洗剤』・自分で洗濯をする・少なくとも3ヶ月に1回は衣料用洗剤を購入する
『食器用洗剤』・自分で食器を洗う・少なくとも3ヶ月に1回は食器用洗剤を購入する
■ 有効回収数 衣料用洗剤:600サンプル 食器用洗剤:600サンプル
■ 設問数 属性設問8問+本調査22問
■ 調査内容
□ 属性設問(性別・年齢・居住地・職業・婚姻状況・世帯構成・世帯年収・住居形態)
□ 洗濯の頻度(SA)
□ 食器を洗う頻度(SA)
□ 料理をする頻度(SA)
□ よく作る料理(MA)
□ よく購入する衣料品ブランド(MA)
以下の項目については、衣料用洗剤/食器用洗剤についてそれぞれ聴取している。
□ 購入頻度(各SA)
□ 最初に思いつく商品名(各FA)
□ 知っている商品と、主に利用している商品(各MA/SA)
□ 購入チャネル(各MA)
□ 購入することについての考え(各SA)
□ 商品を選択する際の重視点(各MA)
□ 現在利用している商品のイメージ(各MA)
□ P&G、花王、ライオン各社の商品イメージの類似度(各SA)
□ 現在利用している商品の満足度(SA)

★本件に関するお問い合わせ先★
株式会社クロス・マーケティング 担当 : 大島 理香 (おおしま りか)
東京都中央区銀座8-15-2 銀座COMビル6F
TEL : 03-3549-0603 FAX : 03-3549-0232 E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp

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