2017年06月19日発行 1、8~9ページ掲載
週刊粧業は2017年も恒例テーマ「男性化粧品・育毛剤」に取り組んだ。大手メーカーによる地上波を使ったマス宣伝が珍しくなくなるなど、ここ数カ年はメンズ化粧品のマーケットは見え方が変化している。女性が形成する基本のマーケットが人口減少によって縮小していくのを横目に、メーカーによっては海外へ活路を求めるよりも「メンズを開拓する方が成功確率が高いうえ現実的」といった指摘が聞こえている。実際、末端よりも川上へ上がった大手卸の商談会を拝見すると、近年の男性化粧品マーケットはかつてと違って洗練されてきた印象がある。今特集では、関連企業7社(マンダム、花王、資生堂、大塚製薬、バスクリン、山田養蜂場、アラミス)を取材した。
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