2020年10月19日発行 38~40ページ掲載
2020年の国内化粧品市場は、コロナ禍で経済活動が大きく停滞した影響で、東日本大震災が発生した2011年以来、9年ぶりの縮小となる見通しだ。入国制限による訪日観光客の減少でインバウンド需要が消失し、内需についても緊急事態宣言の発出に伴う百貨店や駅ビルの休業に加え、外出自粛によるメークアップ機会の低下で化粧品そのものの需要が減少したことで、スキンケアやメークアップなどの主要カテゴリーが軒並みマイナスとなった。今特集では、シンクタンク5社(富士経済、矢野経済研究所、TPCマーケティングリサーチ、インテージ、True Data)に2020年の国内化粧品市場の見通しや主要カテゴリー・チャネルの動向、今後の展望を尋ねた。
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