2022年02月07日発行 9ページ掲載
セブン&アイ・ホールディングス(井阪隆一社長)は米国セブン―イレブン・インクが収益の底上げに寄与している。日米ともコンビニ事業は、コロナ禍で店舗利用の変化がみられる。米国は顧客の新しい購買行動に対応し日販、商品荒利益率が改善していることに加え、7月に買収したスピードウェイの業績が上乗せされ、連結への収益貢献度が高まった。一方、セブン―イレブン・ジャパンは業績回復が立ち遅れ、21年度の業績予想を下方修正する。ワンストップショッピングニーズに対応したカテゴリーの拡大や上質商品の導入、さらに商品・販促・店頭展開を一体化することで、売上の拡大に取り組んでいる。
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