2024年03月25日発行 4ページ掲載
小林製薬の2023年12月期決算は、海外の堅調な成長とインバウンド需要の回復により、売上高が前期比4・3%増の1734億5500万円、営業利益が3・3%減の257億8000万円、経常利益が3・4%減の273億3000万円だった。当期純利益は1・6%増の203億3800万円で、26期の連続増益を達成した。中期経営計画(23~25年)の初年度となる23年度を、小林章浩社長は「想定どおりの進捗」と総括し、2030年の売上目標2800億円の達成に向けて「積極的な成長投資を継続していく」と意気込みを語った。中期経営計画では国際事業の成長加速に向けて国内外で工場の新設・増設を予定している。2024年12月期の業績予想は、売上高が7・0%増の1856億円、営業利益が2・0%増の263億円、経常利益が0・6%増の275億円、当期純利益が0・8%増の205億円で増収増益を目指す。
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