第8回 韓国化粧品メーカーのアジア戦略①

【週刊粧業2014年12月1日号4面にて掲載】

 今回と次回は、アジア地域で存在感を増す韓国化粧品メーカーのアジア戦略についてです。第1回目となる今回は、韓国化粧品の輸出に関する状況と、韓国化粧品メーカーのアジア戦略のベースになっている韓国政府の支援策について見て行きたいと思います。

韓国化粧品の輸出状況



 2013年の韓国化粧品の輸出額は12億8341万USドル、2009年比で309.3%、2004年比で741.9%の伸びを見せています。2013年の輸出国・地域数は129カ国・地域となっており、2009年比で116.2%、2004年比で148.3%の伸びを見せています。

 2013年における韓国化粧品の国・地域別輸出比率ですが、49.6%を中華圏が占める結果となっています。また、2004年には1キロ当たり11.85USドルだった韓国製化粧品の輸出平均価格も、2013年昨年には22.88USドルに上昇しています。

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浅井潤司

(株)矢野経済研究所主席研究員

2000年に矢野経済研究所に入社後、主にビューティー・リラクゼーション業界の市場調査、分析業務を担当。また、調査・分析業務だけでなく、中国市場進出支援、販路開拓支援、新規事業支援、地域振興・産業振興支援などのコンサルティング業務も手がけている。

http://www.yano.co.jp/asean_india/index.php

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