イオン、想定外のインフレ、コスト増にPB、DXで対応

粧業日報 2024年5月1日号 1ページ

カンタンに言うと

  • DS事業確立や首都圏シェア拡大を重点課題に
イオン、想定外のインフレ、コスト増にPB、DXで対応

 イオン(吉田昭夫社長)は25年度を最終とする5カ年の中期経営計画でPB開発、DX、リージョナル化などの推進によって、事業基盤の構築に取り組んでいる。

 中期経営計画の策定時に想定していなかったインフレ、水道・光熱費、人件費や原材料価格の高騰にPBの拡大、セルフレジの導入など省力化によって対応し、トップラインを引き上げ、ボトムラインを抑えてきた。

 またエリアごとに業態を越えたグループ企業の統合を進めることで、物流コストの低減やローカルPBの開発などでメリットを追求する。

 今期から中期経営計画の後半に突入したが、新たなDS業態の確立や首都圏のシェア拡大を重点課題に掲げる。

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