花王は4月1日、事業構造改革の一環として、傘下のカネボウ化粧品が主にドラッグストアで展開する中価格帯メークブランド「コフレドール(COFFRET D'OR)」について、2024年6月から順次生産を終了し、12月末を目途に販売を終了させることを発表した。
同社では、ブランド投資を「分散型」から「メリハリ型」へとシフトするのに伴い、ブランドの統廃合・廃止については取扱店やユーザーに迷惑がかからないよう段階的に進めている。市場において価格帯の二極化が進む中、化粧品事業では13ブランドがその対象となっていた。
今年1月には中価格帯メークブランド「AUBE(オーブ)」も8月末をめどに販売を終了することを発表している。
コフレドールは2007年の誕生以来、2000~3000円台のベースメークとポイントメークを展開してきた。コンセプトは「Be Playful~私らしく、肌を操る~」で、メークの新しい価値観や技術を生み出してきた。
今後は販売好調な「KANEBO」や「KATE」などへ投資を集中していく。
この記事は粧業日報 2024年4月10日号 5ページ 掲載
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