日本のコリアタウンと呼ばれる東京の新大久保エリアには、数多くの韓国コスメショップがある。K-POPを中心に空前の韓流ブームが巻き起こる中、昨年以降、急激に増えた。ある関係者は、ワゴンカートの販売店も含めると、中心エリアには77店がひしめいているという。ただ、東京の新たな名所「東京スカイツリー」の出現により、最近は町自体の集客が落ちている。ブームで終わるのか、はたまた定着するのか。韓国コスメショップの有力3店をレポートする。
ぷちぷらコスメ、フェースマスク350種類超は最多規模
コンセプトは“選べる楽しさ”
マスクはカタツムリと蛇毒が不動の人気
「ぷちぷらコスメ」は、韓国コスメの代表的アイテムであるフェイスマスクの種類が膨大にあるのが最大の特徴だ。その数は350種類を超え、同エリア内でも屈指のバリエーションを誇っている。
店内入口に大量陳列されているフェースマスクは1枚60円で販売されており、このほかに5枚や30枚入りのセット品もある。
中でも、最も売上げが好調なのが「カタツムリ コラーゲン エッセンス マスク」(DERMAL KOREA)だ。それに次ぐのが、カタツムリと並ぶ話題成分「シン・エイク」を配合した美友(東京)の「エッセンスシートマスク〈蛇毒〉」で、“NOパラベン”をコンセプトとする「カタツムリ シートマスク」(美友)の人気も高い。
「ぷちぷらコスメ」は昨年の8月にオープンした。同エリアでは古株の1つで、その当時は「POPSKIN(ポップスキン)」と「VIJIN COSME(ビジンコスメ)」、「gils house(ギルズハウス)」しか化粧品店はなかったという。
オープン当初は、やはりカタツムリの化粧品が人気を集め、蛇毒コスメの販売を始めた昨秋以降に一気に集客が高まったという。(以下、省略)
【韓国コスメの最新事情・記事掲載店舗】
◎POPSKIN(ポップスキン)
新大久保初の韓国コスメ専門店
自社ブランドとカウンセリングを重視
◎SKINGARDEN(スキンガーデン)
品数、規模とも日本最大級
出店攻勢で将来的に500店体制へ
【PDFダウンロード】「新大久保・韓国コスメショップ有力3店の戦略とは」はこちら
この記事は週刊粧業 掲載
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