ティアーズは、「自然との共生」というテーマを掲げ、自然由来原料や環境配慮素材を使用するなどサステナブルな取り組みを進めている。
2023年は、カラー剤、ストレート剤が好調だった。特に、主力ブランド「ルーモス ダイヤ ヘアカラー」が引き続き好調に推移した。
ベージュやアッシュ系の人気が高く、しっとり滑らかな質感とツヤにこだわり、その色の特性を引き出しながら透明感のある発色を実現している。
2024年は、目もとやほうれい線など気になる部位のケアや肌のトーンアップ効果を狙った浸透アシストデバイス一体型美容液「ティアーズ ノーブル パーフェクトクリーム」を発売した。
美顔器と美容液がひとつになった革新的な美容液であり、容器の先端についた美顔器が美容成分の浸透を高め、よりスムーズに肌の奥まで届ける。さらに、ライトグローペプチド(6種類のアミノ酸からなる合成ペプチドに、酢酸によってアセチル化したクリーム)を配合しており、くすんだ肌のキメを整え、透明感のある明るい印象へと導く。
サロンのニーズの変化について同社は「新型コロナウイルスが第5類に移行したことにより出社などの機会が増え、落ち着いた髪色の要望が増えてきている。昨今ではトリートメントや髪質改善メニューの種類が豊富になってきており、髪の毛の傷みが気になる方やブリーチをしている方からの需要が引き続き高まっていくだろう」と話す。
昨今の物価高騰の影響も懸念しており、「消費者に寄り添った価格帯の設定など、少しでも負担を軽減できるようサポートしていきたい」と語った。
今後、髪質メンテナンスやクレバー水素トリートメントシステムの講習会を全国的に行っていく方針だ。コロナ禍ではライブ配信で実施していたが、「コロナが落ち着いた今こそ、一カ所に集まる形での講習会を実施したい」と意気込む。
Instagramでは、美容師向けの情報発信だけではなく消費者向けに新製品紹介やお役立ち情報などのコンテンツを充実させ、さらなるブランド認知の拡大を図っていく。
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この記事は週刊粧業 2024年4月29日号 4ページ 掲載
■特集/美容業界~新サービスや店販品が好調に推移◎ティアーズ~美顔器付きの美容液を発売、対面の講習会を全国で開催その他掲載企業/ミルボン、アリミノ、レボル、CAC、プロジエ■花王と小杉湯、新商業施設「ハラカド」で清潔・清浄体験を創造■花王、SOFINA iP シワ改善泡セラムアンバサダー就任発表会を開催■コーセー、マーメイドジャパン日本代表へメーク講習会を開催■花王、薩摩川内市でのプラ容器回...
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