東京装身具工業協同組合、アクセサリー業界の活性化推進

週刊粧業 2016年1月1日号 77ページ

カンタンに言うと

東京装身具工業協同組合、アクセサリー業界の活性化推進
 東京装身具工業協同組合では2015年11月に記念すべき第100回合同展示会を開催し、2日間で約700名が来場した。およそ50年にわたり、年2回のペースで開催を続けてきた。

 化粧品や日用品業界で100回を数える展示会は多くはない。まさに「継続は力なり」という言葉を実践する形となった。この年はNFJ(ニューファッションジュエリー協同組合)との合同展もスタートした。2015年の総括と16年の活動目標について、中川繁樹理事長は次のように語っている。

地金はシルバーとプラチナが下落
円安がアクセサリーの懸念材料に

 ――2015年を振り返ると、どのような1年でしたか。

 中川 化粧品や日用品はインバウンド消費が盛んだったようですが、アクセサリーはそれほど多くありませんでした。市場自体も微減で推移したとみています。

 アイテム的には大きなヒット商品がありませんでした。強いて言えば、首回りのものが少し動いた感じでしょうか。

 数年前に比べると少し大きめのものが目立つようになりました。当社(中川装身具工業)ではチェーンなどの素材を扱っていますが、太いチェーンの引き合いが時々寄せられるようになりました。アクセサリーが細く、小さくなりすぎた反動があるのかもしれません。洗練されたいいものであれば、アクセサリーのよき時代の定番商品が復活する可能性があります。

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