ピンククロス・水野貴史社長、目指すは「社会に必要とされる企業」

C&T 2015年9月15日号 80ページ

カンタンに言うと

ピンククロス・水野貴史社長、目指すは「社会に必要とされる企業」
 2003年より「飲んで、塗るヒアルロン酸」をキャッチコピーにヒアルロン酸配合のサプリメントと化粧品の内外美容を提案し、ヒアルロン酸マーケットを創出したピンククロス(本社=東京都)は、その後に展開したヘアケア「アロマ」シリーズが、「BEAUTRIUM(ビュートリアム)」をはじめ有名ヘアサロンで採用され、プロフェッショナルルートの開拓にも成功するなど、開発ブランドそれぞれ順調に実績を伸ばしている。

 同社の水野貴史代表取締役は、これまでのラインナップを振り返り、「自分が使いたいもの、使い続けたいものにこだわって開発してきたことが、結果的にいい商品を生み、いいユーザーがついてきている。今後も製品の開発姿勢を変えるつもりはない」と述べた上で、「最近は急激に会社の規模を大きくしたいと強く思うようになっている」と会社設立から12年経った今の想いを、静かに熱く語ってくれた。

銀座にフラッグショップをオープン
日本のヒット商品を世界に向け発信

 ――この秋、同社初のフラッグシップショップをオープンし、直営展開されます。その経緯についてお聞かせください。

 水野 これまで「メード・イン・ジャパン」にこだわり、化粧品やサプリメントを開発・販売してきた当社にとって、訪日外国人によるインバウンドは、しっかり獲得しておかねばならない市場だと思った。出店するからには、東京の代表的な都市であり、かつインバウンド需要も大きい銀座の一等地でと考えていた。需要の盛り上がりが見えてから物件を抑えるのは難しくなる。そこで昨年12月より契約し、水面下で準備をしてきた。

 免税対応の直営店舗としてオープンし、自社のブランドを紹介していく。店舗はビルの地下1階だが、エレベーターを使わずに直接入れる路面店のスタイルなので観光客も入りやすいはずだ。先行投資となったが、今後の当社の成長に欠かせないショップになっていくはずだし、なってもらわなければ困る。

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