コーセー、リキッド消費に対応した新たな店づくりで若年層の需要を創出

週刊粧業 2024年10月14日号 19ページ

カンタンに言うと

  • ――「Maison KOSÉハラカド」の出店経緯について、改めてお聞かせください。
  • ――オープンから1カ月が経ち、ビューティアトラクションに対してどのような反響がありましたか。
  • ――最後に、今後の抱負をお聞かせください。

コーセー、リキッド消費に対応した新たな店づくりで若年層の需要を創出

 コーセーが2024年8月にオープンした直営店「Maison KOSÉハラカド」は、若年層を中心に広がりをみせるモノを所有しない新たな消費スタイル(リキッド消費)に対応した次世代店舗だ。

 商品がラッピングされる過程も楽しむことができるギフト特化型コーナーやドレッサーの時間貸しサービス、商品のモバイルオーダーなど、コト体験を通じて今という体験を楽しむ複数のビューティアトラクションを展開し、デジタルネイティブが快適で満足度が高いと感じる顧客体験を提供することで、若年層の取り込みを図っている。

 同店の出店経緯や反響などについて、店舗開発を主導したコーセープロビジョンの命尾泰造代表取締役社長に話を伺った。

 ――「Maison KOSÉハラカド」の出店経緯について、改めてお聞かせください。

 命尾 これまで我々が得意としてきた従来のお客さまづくりが、いわゆるデジタルネイティブを中心に機能しにくいと言う問題意識を持っていた。

 また、我々が取引している化粧品専門店や百貨店が抱える店舗の課題解決と、コスメセレクトショップ「コスメテリア」の将来的な進化を考えたとき、B2Cの直営店を持つ我々が従来の店舗でもなければECでもなく、ブランドだけでない提案ができる新たなショップフォーマットを構築すべきとの結論に至り、Maison KOSÉハラカドの開発に着手した。

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