カンタンに言うと
コーセーが2024年8月にオープンした直営店「Maison KOSÉハラカド」は、若年層を中心に広がりをみせるモノを所有しない新たな消費スタイル(リキッド消費)に対応した次世代店舗だ。
商品がラッピングされる過程も楽しむことができるギフト特化型コーナーやドレッサーの時間貸しサービス、商品のモバイルオーダーなど、コト体験を通じて今という体験を楽しむ複数のビューティアトラクションを展開し、デジタルネイティブが快適で満足度が高いと感じる顧客体験を提供することで、若年層の取り込みを図っている。
同店の出店経緯や反響などについて、店舗開発を主導したコーセープロビジョンの命尾泰造代表取締役社長に話を伺った。
――「Maison KOSÉハラカド」の出店経緯について、改めてお聞かせください。
命尾 これまで我々が得意としてきた従来のお客さまづくりが、いわゆるデジタルネイティブを中心に機能しにくいと言う問題意識を持っていた。
また、我々が取引している化粧品専門店や百貨店が抱える店舗の課題解決と、コスメセレクトショップ「コスメテリア」の将来的な進化を考えたとき、B2Cの直営店を持つ我々が従来の店舗でもなければECでもなく、ブランドだけでない提案ができる新たなショップフォーマットを構築すべきとの結論に至り、Maison KOSÉハラカドの開発に着手した。
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この記事は週刊粧業 2024年10月14日号 19ページ 掲載
◎オールリテイラー特集~若年層の獲得に向け業態間で競争激化〔百貨店〕■百貨店14社にアンケート~都市部への一極集中が加速、リアル回帰で業績は回復基調①立地、②ライバル業態、③売上(全体、化粧品)、④メインの客層と強化したい客層、⑤化粧品事業における課題は、⑥今後の重点施策、⑦貢献しているメーカーは、⑧今後の取り組みについて、⑨今後の化粧品分野についての予測、⑩再編に伴い、化粧品売場は、⑪今後...
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