2024年07月08日発行 54~55ページ掲載
大手流通業は少子高齢化や人口減少でマーケットのシュリンクが避けられない中、GMSの改革が最終ステージに移行しつつある。イトーヨーカ堂は独自のドラッグストア業態「ドラッグコスメ」を食品に次ぐ核売場として育成する一方、自営アパレルからの撤退を進めている。イオンリテールはヘルス&ビューティ、ホームファッションの専門ショップ化を進めると同時に、改めて衣料品の自主編集売場を展開していく方向を打ち出した。今年に入っての動きで、西友が北海道・九州からの撤退を発表した。それぞれイオン北海道、イズミが受け皿となり、地域の競争環境が変わる。西友は本州でのスケールメリット追求で、M&Aを視野に入れる。
■特集/大手流通業の戦略特集~再編・統合が進む中で自社業態の進化を~
◎イトーヨーカ堂~30~40代の集客が最重点課題、ドラッグ、ファウンドグッドで
その他掲載企業/西友
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