ヤマガタグラビヤは、6月に開催されたインターフェックスジャパンに新開発の半自動蓋溶着機「タイニーSMD01」を出展し好評を博した。
同機は、主に広口容器(ジャー、レフィル、他)向けに各種フィルムを打ち抜き加工した蓋を溶着する機械で、オペレーターが搬送パレットに蓋と容器をセットし運転ボタン(両手式)を押すと搬送パレットがスライドして機内に取り込まれ、加工ヘッドが搬送パレット上の蓋を吸着し容器に溶着、その後搬送パレットが初期位置に戻ってくるシンプルな機構となっている。
その他、機械サイズが600ミリ角の比較的コンパクトなデスクタイプで、家庭用100V電源だけで稼働できる電動式を採用、静音設計も相まって作業場を選ばない使い勝手が良好な機種となっている。
また、蓋の容器への溶着位置精度が高く、容器径と蓋径をほぼ同じサイズで加工ができ、溶着温度、時間、圧力もそれぞれ調整設定できるため、極めて美麗で高品質な仕上がりが得られる。さらに、打ち抜き加工済みの蓋を使用するため作業場でゴミを出さないことから、ゴミの減量化にも寄与する。
蓋材については、各種多層構成フィルムをメインとして、アルミ箔を含むハイバリア、リサイクル素材、紙素材を含むサステナブル仕様、易開封溶着仕様など幅広く対応が可能となっている。同社では新製品の試作、テスト、少量生産向けのニーズに対応する新たな機種として拡販を進めるとともに、実演やテスト、特別仕様などの相談も受け付けている。
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この記事は週刊粧業 2024年7月8日号 39ページ 掲載
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