肌管理研究所、個々の肌状態や肌悩みに合わせた美容液を処方するサービスを開始

週刊粧業 2024年11月4日号 4ページ

肌管理研究所、個々の肌状態や肌悩みに合わせた美容液を処方するサービスを開始

 一般社団法人肌管理研究所は、原料メーカーであるアンチエイジング社の全面プロデュースのもと、2023年に「肌管理クリニック」をオープンした。「素肌をより美しく」を叶えるために最適な治療とホームケアを提案している。

 2024年3月からは、「Hadakanri PERSONAL」を開始した。デジタル肌診断や専門家によるカウンセリングなどを通して、顧客ごとの肌状態や好みに合わせた美容液を処方するサービスとなっている。

 デジタル肌診断では、パノラマAI肌診断システムを導入している。3D撮影を通して顔のシミ、シワ、毛穴、ニキビ、クマ、肌トーンなどの分析や輪郭の測定ができるほか、未来の肌状態の予測もできる。さらに診断の結果に基づき、肌トラブルのレベルに合わせた最適解の美容成分も提案するという。

 その後は専門家によるカウンセリングを通じて、実際の美容液に取り入れる成分を選択していく。同サービスでは、顧客自身が感じている肌悩みの解決に重点を置いており、診断結果だけでなく、顧客自身が解決したいと考えている肌悩みの優先順位や好みなどを総合的に踏まえながら、肌悩みの解決に最適な成分を専門家が提案していく。

 中身については、エビデンスがありながら高い機能性を持つ原料のみを取り揃えているほか、成分同士の相性まで考慮したシンプルな配合にもこだわっているため、肌悩みの解決に向けて高い効果を得られることが期待できる。さらに、顧客が実際に配合成分に触れて質感や香りを確認できるため、顧客の好みにまでこだわった美容液を作ることができるという。

 「ITを活用しつつ、プロの視点も加わった高品質な製品を提供することで、お客様に『本当のパーソナライズ』をお届けする」(同法人)

 今後については、成分を増やしたり新たな剤型を加えたりすることで、さらなるパーソナライズ化を図る。秋や冬の時期になると肌が乾燥しやすくなることから、現在は保湿メインで油分を補給する乳液美容液の開発を進めているという。

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