カネボウ化粧品、「エビータ」の主力ラインをリニューアル

　カネボウ化粧品は50才からのエイジングケアブランド「エビータ」の主力ライン「ディープモイスチャー」（9品目11品種、800～2800円）を9月1日にリニューアル発売する。

　今の50代は化粧品やファッションを積極的に楽しむ傾向にあることから、「エビータ」ではこれまで支持されてきたところは継承しつつ、コミュニケーションを見直してブランドイメージの刷新をはかる。｢明るく好奇心旺盛な女性像」を積極的に描き、人生を前向きに楽しむ50才以上の女性に向け価値ある商品・情報を提案していく。

　リニューアル後は「ディープモイスチャー」ラインに「50才からのプレミアム高保湿ケア」と表記し、化粧水、乳液、クリームといったベーシックアイテムをキメ細かくラインアップした。洗顔料、クレンジングを除く全品に7つの保湿成分（ローヤルゼリーエキス、Ｗコラーゲン、Ｗヒアルロン酸α、グルコサミン、米発酵エキス、酵母エキス、ローズ水）を配合するとともに、従来から配合していたヒアルロン酸のうち1種類を変更、しっとりした感触を高めた。
　パッケージにはバラのモチーフを踏襲し、大輪のバラで華やかで女性らしい印象を高め、目指す肌の仕上がりを「ハリ美肌」と、ダイレクトに訴求した。バラを象ったキャップはそのまままに、ボトルに流線型のドレープをつけ、ピンクの色みをやわらかな印象に変更した。

　イメージキャラクターには今井美樹を起用。新生「エビータ」のわくわくするエイジングケアを提案する。TVCMをはじめ、Webを使ったコミュニケーションも積極的に取り入れ、ブランドサイトもリニューアルして新コンテンツを順次導入しながらブランドの認知拡大を目指す。