美容室の口コミサイト「ヘアログ」を運営するノーマリズムは、2020年6月15~ 16日にかけて、全国の20代~50代男女100名を対象に、緊急事態宣言解除後の美容室利用における消費者意識調査をインターネットにて実施した。
その結果、1人あたりの年間利用回数は年間6.1回から年間4.1回に減少し、1人あたりの1回の平均利用金額は6370円から5919円に減少することがわかった。
まず、緊急事態宣言解除後の美容室利用について尋ねたところ、「これまで通り利用する」が43%、「控えようと思っている」が57%という結果となった。
続いて、美容室の利用頻度について尋ねたところ、1人あたりの年間利用回数は、年間6.1回から年間4.1回に減少するという結果となった。また、平均利用金額について尋ねたところ、1人あたりの1回の平均利用金額は6370円から5919円に減少するという結果となった。
利用頻度と利用金額から回答者1人あたりの年間利用額を算出すると、ビフォーコロナ(6370円×6.1回)が4万1959円で、ウィズコロナ(5919円×4.1回)が2万5427円となるため、1人あたりの年間利用金額は1万6532円減少することがわかった。
同社では、「新型コロナウイルス感染の収束がなかなか見通せない中、現実的に収入が減っている人も多く、全体的に節約思考になっていることは予想できたが、1人あたり年間1万6532円減るというアンケート結果は、消費税増税後のネガティブな消費者意識を倍以上(年間7505円減)上回っており衝撃の結果となった」とコメントしている。