インクローバーラゾーナ川崎店、売上・客数とも大幅増

週刊粧業 2018年4月23日号 7ページ

インクローバーラゾーナ川崎店、売上・客数とも大幅増
 トモズは3月20日、ブランドコスメセレクトショップ「インクローバーラゾーナ川崎店」をリニューアルオープンした。JR川崎駅直結の商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」(以下、ラゾーナ川崎)では今春に大規模リニューアルを実施し、ビューティ売場を強化した。

 「インクローバー」でもリロケーションにより売場面積が拡大、新規ブランドも導入して好調に推移している。藤田智美商品部第二チーム長マネージャーに同店の施策を伺った。

新たに7ブランドを導入
ネールサロンが共同出店

 ラゾーナ川崎の売上高は、ショッピングモールとして国内トップクラスで、アクセスもよく、注目度の高い商業施設だ。

 「インクローバー」がここにオープンしたのは2012年10月のこと。それ以降は「オリジンズ」の日本撤退に伴う「SK-Ⅱ」の導入や、「アディクション」導入時のMD変更、「イヴ・サンローラン」の売場拡張といった一部変更はあったが、今回のような全面リニューアルは初めてという。

 「ラゾーナ川崎からリクエストを受けてのリニューアルとなったが、今まで以上によいロケーションをご用意いただいた。ラゾーナ川崎がビューティ領域に力を入れていることもあり、リニューアル後はそのカテゴリーの売場が充実した」

 同じフロアには、「ロクシタン」「コスメキッチン」「サボン」「東京小町」「プラザ」「メルヴィータ」「M・A・C」などが売場を構え、そこからの回遊も期待できそうだ。

 リニューアル時に新たに導入したブランドは7つ。およそ30ブランド体制になった。

 「以前から国産スキンケアブランドを増やしたいと考えていたので、『イプサ』『資生堂』『WASO』を導入した。『RMK』はオープン当初からお客様の要望が多かったブランド。『ロジェ・ガレ』はセミセルフ業態への出店は初となる。『トムフォードビューティ』は取扱店が少ないので話題になりそうだ。『ローラメルシエ』も新たに導入した」

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