白元、マスクに関する消費者意識調査を実施

粧業日報

カンタンに言うと

白元、マスクに関する消費者意識調査を実施

 白元はこのほど、花粉が飛散するシーズンに先立ち「マスクに関する消費者意識」(期間:12月27~28日、対象:花粉症の20~50代男女316名)についてWeb調査を実施した。

 今春の花粉シーズンは、飛散量が多いという予想も影響し、52.9%が力を入れた花粉対策が必要と答えた。その対策したい症状は、「鼻水」(42.5%)、「目のかゆみ」(20.7%)、「鼻づまり」(16.1%)が上位3項目で約8割を占める。

 花粉対策として実施していることは「マスクの着用」が72.2%と最も多かったため、「自宅にマスクがどれくらい残っているか」(購入期間:09年8月~10年3月)」を聞いてみたところ、「全くない」人は17.4%にとどまった。新型インフルエンザが要因となり、8割以上の人が自宅にマスクを備蓄している。

 さらに「マスク購入時の重視点」について聞いたところ、「価格の手頃さ」(62.0%)、「呼吸のしやすさ」(61.1%)、「顔へのフィット感」(56.6%)の3点を重視していることがわかった。また、「フィルター性能」(39.9%)にこだわるユーザーも多く、価格と同等程度に機能性を重視する傾向がみられた。

 さらに、花粉症の男女のうち、マスクを使用しない88名にその理由について聞いたところ、その多くが「息苦しい」(73.9%)と答えた。マスクの高機能化により密着度が向上すればするほど、息苦しさが生じていると考察しており、同社では、今回の調査結果をもとに機能性商品開発に活かしていく。
 

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