LIPS、2024年4月「月間トレンド賞」を発表

訪販ジャーナル 2024年4月29日号 4ページ

カンタンに言うと

  • 上半期の一大トレンド「水感」テクスチャーに注目集まる
LIPS、2024年4月「月間トレンド賞」を発表

 AppBrewが運営する美容プラットフォーム「LIPS(リップス)」は、トレンドの原石をいち早くキャッチし表彰する2024年4月「月間トレンド賞」を発表した。


 コスメ部門は、上半期の一大トレンド「水感」テクスチャーに注目が集まった。

 1位は絵画アイシャドウでおなじみのMilleFéeから発売された猫の肉球パレット「ミャオパウズアイシャドウパレット」で、透明なパッケージと肉球デザインがかわいすぎるとSNSで話題となった。見た目だけでなく、今っぽい透け感のあるミルキーカラーや柔らかな粉質も好評だった。

 2位はFujikoの「水彩チーク」で、水分量75%のうるみテクスチャーが自然な血色感と透明感を演出する。春らしい色展開が人気のカギとなっており、中でも青みの強い「03 マイアメージングピンク」が注目を集めた。

 3位はAMUSEの「べべティント」で、大人気K-POPアイドルが使用していたことで話題を集めた。さらりとした水感のオイルティントで、鮮やかな発色にプランパーやリップケアも兼ね備えた3in1の仕上がりが特長だ。選べる豊富な9色展開のうち、イエベ・ブルベ問わず使いやすい日本限定の粘膜カラー「バニラローズ」に注目が集まった。


 ベースメーク部門は、1位にSHISEIDOの「エッセンス スキングロウ プライマー」がランクインした。ツヤ感や仕上がりの良さに加えて、贅沢な美容成分に注目する声も多く見られ、美容液×ベースメークの人気の高さを実感する結果となった。2位はDiorの「ディオールスキン フォーエヴァー グロウ マキシマイザー」で、上半期のトレンドであるリキッドチーク&ハイライターの人気を牽引した。ツヤ・血色感・立体感を見事に演出しており、ベースメークの仕込みに、目もとやチークにとマルチユースな点が高い支持を集めた。

 3位にはコーセーコスメニエンスの「メイク キープ ミストEX +」がランクインした。大人気の「メイク キープ ミスト」がパワーアップしてリニューアルしたもので、独自のフィックス成分を新たに配合。愛用者からはもちろん、初体験のユーザーからも納得の声が寄せられた。「花粉症でマスクが欠かせないからメイクキープミストがすごく必要」など、マスク着用によるメークよれ予防のニーズもうまく取り込んでいる。


 スキンケア部門は、1位にKANEBOの「スキン ハーモナイザー」がランクインした。「戦う化粧水」のキャッチコピーが話題となった。悪玉化する皮脂にアプローチするという乾燥や肌荒れに対する新しい着眼点が美容オタクのハートを掴んだ。新作は必ずチェックするというファンが多い黒カネボウの熱狂的なファンの多さが再確認された。香りの良さも人気を後押しする要因の1つとなっている。

 2位にはなめらか本舗の「薬用純白美容液」がつけた。贅沢な成分と手に取りやすい価格帯により熱い支持を受けているブランドから新美白ラインとして登場した。持続型ビタミンCと肌荒れ防止成分のW有効成分を配合。美容系インフルエンサーからの評価が高かった。

 3位はファンケルの新スキンケアライン「トイロ」のバランシングドロップ 化粧液がつけた。生活習慣によって引き起こされる30歳前後の肌のゆらぎ「肌ブレ」に着目し、皮脂と水分保持の両方からアプローチ。「使い心地に感動した」「すごいよかった」などと、先行体験をしたユーザーから使用感の良さを絶賛するクチコミが多数寄せられた。

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