フマキラー、2013年の経営方針・事業方針を説明~成長カテゴリーで幅広いニーズに対応

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フマキラー、2013年の経営方針・事業方針を説明~成長カテゴリーで幅広いニーズに対応

 フマキラーはこのほど、新商品説明会を開催し、今春の新製品を発表するとともに、大下一明社長が2012年度の結果と2013年度の方針を語った。

 同社の看板商品「ベープ」が今年で50周年を迎える。1963年にベープを発売するにあたり、社内で猛反対された先代社長は「失敗したら自分が所有する自社株を全部売るのでやらせてほしい」と背水の陣で臨んだ。今や電気蚊取りの代名詞となり、世界70カ国で売られている。そこで本年度のテーマを「VAPE IS №1」に定めた。

 最需要期の天候不順から昨年の殺虫剤市場は2%減、同社も殺虫剤は4.4%減と伸び悩んだ。

 ワンプッシュ式蚊取りでは9年連続トップシェアをキープし、市場が5%減と伸び悩む中で44%増を達成した。設置型虫よけでも市場が17%減と大きく落ち込んだが、前年の売上げを維持した。

 家庭用品は、トップシェアを持つアルコール除菌関連の売上増と、花粉対策製品の返品減少で売上げが大幅にアップし、園芸用品ではハンドスプレーとイヌ・ネコ忌避剤で6年連続トップシェアを獲得した。
 
 2013年度の目標は殺虫剤112%、家庭用品107%、園芸用品117%。今期は配荷店拡大と店頭実現率アップを目指すとしている。

【PDFダウンロード】「殺虫剤メーカー3社2013年度経営戦略」はこちら

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