コーセー小林社長、2013年度上期の概況と下期の取り組みを発表

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コーセー小林社長、2013年度上期の概況と下期の取り組みを発表

 コーセーはこのほど、記者ミーティングを開催し、小林一俊社長が2013年上期(2013年4~9月)の概況、下期の取り組みについて説明した。上期は連結ベースで、売上高が前年同期比8.4%増(為替影響除く実質は6.1%増)の890億4400万円、営業利益が98.9%増の33億4600万円、経常利益が161.2%増の51億1000万円、純利益が291.6%増の32億8900万円となった。

 売上高については、国内でハイプレステージ事業が堅調に推移し、マス市場を中心にプレステージ事業とコスメタリー事業が大幅増収となったことに加え、海外が円安効果で大幅増収となったことが寄与し、上場以来過去最高を記録した。

 利益については、マーケティング投資や販促、広告宣伝をしたブランドが着実に売上げを伸ばし、原価低減効果で粗利が上昇したことにより収益構造が強化された結果、営業利益がほぼ倍増となっている。

 小林社長は「化粧品市場全体が厳しい状況にある中で手応えを感じる結果となった。特に、中低価格帯のマス事業において主力ブランドが大きく実績を伸ばし、代表商品『雪肌精』が約30%増と成長を遂げた」と上期実績を総括した。

【その他の記事詳細】
◎化粧品事業はハイプレステージ、プレステージとも順調に推移
◎コスメタリー事業は「サンカット」「ジュレーム」が寄与し2ケタ増収
◎海外売上高は円安効果で2ケタ増収に
◎下期はマスブランド「ファシオ」刷新でさらなる売上拡大、売場確保へ
◎小林社長が上期の概況、下期以降の取り組みを語る
――前年に比べて利益が倍増した要因として原価低減を挙げています。具体的にどの部分が進捗しましたか。
――ドラッグストアとGMSルートで伸びしろがあると考える根拠は。
――アジア各国での構造改革・事業の再構築の方向性については。
――店頭在庫の適正化に向けた取り組みの現状については。

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