日本色材2019年2月期決算、売上高・利益とも過去最高を更新

粧業日報 2019年5月16日号 3ページ

日本色材2019年2月期決算、売上高・利益とも過去最高を更新
 日本色材工業研究所の2019年2月期連結業績は、売上高が前期比10.6%増の114億9400万円、営業利益が44.1%増の9億3200万円、経常利益が40.1%増の8億8800万円、当期純利益が20.0%増の6億1500万円となった。

 インバウンド需要の継続に加えて、日本製化粧品の海外輸出ニーズと大手メーカーからのアウトソーシングニーズの拡大が追い風となり、売上高・利益ともに過去最高を更新した。

 国内(日本色材単体)は、売上高が7.6%増の93億6800万円、営業利益が23.2%増の6億7600万円だった。

 売上面では、インバウンド・アウトバウンド需要を背景とした国内メーカーからの受注と、海外メーカーからのメイド・イン・ジャパン製品確保の受注が引き続き旺盛で増収となった。利益面では、全般的なコストセーブに努めた結果、増益となっている。

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