ユニ・チャーム第2四半期、荒利益率が悪化し増収減益

粧業日報 2019年9月17日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 海外は業績拡大が続く一方、国内が苦戦
ユニ・チャーム第2四半期、荒利益率が悪化し増収減益
 ユニ・チャームの19年12月期第2四半期連結決算(国際財務基準)は、原材料価格の上昇や九州工場(福岡県京都郡)の費用を売上アップでカバーできず、荒利益率、販管費比率とも悪化し増収減益となった。

 売上高は5.2%増の3424億9800万円、売上総利益から販管費を控除した日本基準の営業利益は17.0%減の392億2000万円、四半期利益は15.7%減の252億9800万円だった。

 売上総利益率は2.4P減の26.5%だった。アジアを中心に海外は改善したものの、国内の原材料価格の上昇を吸収できなかった。販管費比率は0.6P悪化して25.0%だった。物流費が増加したことが響いた。この結果、営業利益率は11.5%(3.0P減)となった。

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