コーセー、旗艦店「Maison KOSÉ表参道」をオープン

粧業日報 2020年11月12日号 2ページ

コーセー、旗艦店「Maison KOSÉ表参道」をオープン
 コーセーは12月17日、主要ブランドの商品と新たなショッピング体験を楽しむことができるフラッグシップストア「Maison KOSÉ」を表参道にオープンする。

 2019年12月にオープンしたコンセプトストア「Maison KOSÉ銀座」に続く直営店として、コーセービューティ プラットフォーム構想の実現に向けた戦略的タッチポイントの役割を担う。

 新たなショッピング体験のPOC(実証実験)の場として、入店から商品の配送まで全て非接触で完結できるショッピング環境(2021年度導入予定)を整えていく。新たな生活様式に合わせて安心してショッピングが楽しめるという。

 Maison KOSÉでは、VISION2026で掲げる「パーソナルな顧客体験」を追求しており、これまで、「Maison KOSÉオンライン」(2019年11月)を立ち上げ、コンセプトストア「Maison KOSÉ銀座」(同年12月)をオープンしてきたが、「find your own beauty」というコンセプトのもと、同社のブランドを横断した商品体験と、異業種とのコラボレーションによる独自性の高い美容サービスを提供していく。

 Maison KOSÉ表参道では、同社のブランドを横断して化粧品を探すことができるだけでなく、デジタルを活用した非接触型のショッピング体験を楽しむことができる。より身近に多様な商品を試してもらうことで、顧客ロイヤルティの向上を目指していく。



 2階の「ADDICTION STUDIO(アディクション スタジオ)」には、メークアップアーティストブランド「アディクション」の商品や世界観を体感できるスタジオをオープン。新商品の先行体験や専属アーティストによるメークレッスンの実施、フォトスポットの設置など、顧客がメークアップを通して非日常を味わえる空間を提供し、ブランドの情報発信の拠点としても活用していく。



 1階の「コスメデコルテ」には、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ」の新たなカウンターデザインを日本で初めて導入する。ここでしか味わえないコスメデコルテ独自のラグジュアリーな空間を体感できるほか、代表商品である「モイスチュア リポソーム」やフレグランスのオートテスタ-を設置しており、来店客は非接触で商品体験を楽しむことができる。



 地下1階の「more KOSÉ Brands」には、同社の取り扱うブランドを横断し、スキンケア・メークアップ・ヘアケアをカテゴリー、テーマ毎に展開する。「Maison(家)」を体現するアットホームな空間で、来店客は自分にぴったりのアイテムを楽しみながら選ぶことができる。

 店内には、各ブランドの代表商品を試せる「ディスペンサー型テスター」や、顧客とオンラインでコミュニケーションを図る「専用スペース」(地下1階と1階)を設置するほか、顧客の気分に合った香水サンプルを非接触で提供する「オートサンプリングサービス」や、顔写真をスキャンするだけで非接触で肌状態の診断ができる「AR肌診断ソリューション」を行う。また、完全キャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、QR決済等)とすることで、現金を触りたくないというコロナ禍特有のニーズにも対応している。

 店舗概要/所在地=東京都渋谷区神宮前6-3-10 スタービル表参道▽フロア数=3フロア▽面積約200平米(延床)
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