ライオン、「GXリーグ基本構想」に賛同

粧業日報 2022年4月4日号 3ページ

ライオン、「GXリーグ基本構想」に賛同
 ライオンは、経済産業省が公表した「GX(グリーントランスフォーメーション)リーグ基本構想」に賛同することを決定した。

 同社は、長期環境目標「LION Eco Challenge 2050」のもと、事業所活動のCO排出量を2030年に55%削減(2017年基準)、2050年に実質ゼロによるカーボンニュートラルの実現を目指して取り組んでいる。

 さらには、生活者に身近な企業として、同社の製品・サービスを使用することで社会のCO削減につながるような「家庭でできるエコ習慣づくり」も進めている。

 「GXリーグ」は、GXに積極的に取り組む「企業群」が、官・学・金でGXに向けた挑戦を行うプレイヤーとともに、一体として経済社会システム全体の変革のための議論と新たな市場の創造のための実践を行う場として設立された。

 「GXリーグ基本構想」は、「GXリーグ」の実装に向けた詳細設計の議論と取り組みの実証を2022年度に進めていくための基本的な指針を示したもので、参画企業には、自らのGHG(温室効果ガス)排出削減、サプライチェーンでのGHG排出削減に向けた取り組みに加え、製品・サービスを通じた取り組みにより市場のグリーン化を牽引することが求められている。

 このようなGXリーグの趣旨は、同社が推進している活動の方向性に合致すると考え、賛同を決定した。

 同社は、2021年2月に定めた中長期経営戦略フレーム「Vision2030」にて、「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」を経営ビジョンとして掲げ、その実現に向けた経営戦略の1つに「サステナビリティ重要課題への取り組み」を設定。生活者とともに「エコの習慣化」を通して「脱炭素社会」「資源循環型社会」の実現に取り組んでいる。
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > ライオン、「GXリーグ基本構想」に賛同

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop