12月の化粧品販売職の求人倍率は1.81倍で、年内で仕事を決定しようとする求職者が活発に動くことにより若干の倍率の緩和が見られた。また、ベストコスメ大賞の発表で化粧品への関心が高まる時期でもあり、メイクアップブランドの求人への応募数は比較的好調だったが、スキンケアブランドの求人では応募数が伸び悩んだ。
10月の化粧品販売職の求人倍率は1.96倍と前月に引き続き高水準となった。各社とも人材の獲得に頭を悩ませているが、最近は特に選考辞退や途中離脱に関する相談が相次いでいる。
引き続き倍率は上昇を続け、9月の求人倍率は1.92倍となった。厚生労働省の発表によると、有効求人倍率はバブル期を上回る高水準になり、化粧品業界に限らず社会全体で人手不足が深刻化している。
求人倍率は前月比+0.20倍と引き続き厳しい状況が続いている。そんな中、化粧品業界専門の求人サイト「アットコスメキャリア」では8月7日~8月25日にかけて、化粧品販売経験者および化粧品販売職を希望する求職者約300名を対象としたアンケートを実施し、今、求職者は何を求めているのか? どういった点を不安に感じているのか? などを調査した。
7月はお盆休みを前に、企業が前倒しまたは後倒しで採用を行ったため求人広告数は減少。その結果、求人倍率はやや低下したが、それでも引き続き求職者数よりも募集企業数が上回る「売り手市場」が続いている。一方、求職者側では、在職中の求職者が増えてきており、お盆明けから激しい人員の入れ替わりが予想される。
6月の化粧品販売職の求人倍率は1.79倍で前月比+0.39倍と上昇が続いている。しかし募集企業の増加と反比例して、求職者の動きが鈍化し、各社ともに人員の確保に苦戦している状況だ。求職者よりも圧倒的に募集企業が多い中、従来通りの採用手法だけでは採用が困難になってきている。
2017年5月度の求人倍率は1.40倍で、前月に比べて+0.35倍となった。ゴールデンウィーク明けから求人件数が増加し、売り手傾向が強まっている。5月は夏に向けてのオープニングスタッフ募集の案件が多数掲載され、売り手市場の中でも応募数は好調だった。オープニングスタッフの募集は求職者からの人気が高く、既存店舗の平均応募率が1.24%に対して新規店舗では2.37%と約2倍近く高い。
2017年4月度の求人倍率は1.05倍となった。前月に比べて▲0.29倍となったが、それは新卒採用の活発化により各社中途採用活動を控える傾向にあり、募集数が減少したことに伴って一時的な求人倍率の低下が見られたことが要因と考える。
3月度の求人倍率は1.34倍となった。例年の傾向として、3月~6月にかけて、求人サイトに来訪する転職希望者の数はピークを迎えるため、新卒採用活動と並行して、6月以降の入社に向けた中途採用を積極的に行う求人企業が増加している。
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