ビューティーワールド ジャパン 東京、5月13日より開催

粧業日報 2024年4月22日号 5ページ

ビューティーワールド ジャパン 東京、5月13日より開催

 メッセフランクフルト ジャパンは、日本最大級の国際総合ビューティ見本市「ビューティーワールド ジャパン 東京」を、5月13日から3日間、東京ビッグサイト東1~8ホールにて開催する。

 第26回となる同見本市には、約210の初出展者と約110の海外出展者を含む約800社が出展し、エステティック、ネール、美容、健康、フェムケア・フェムテック、美容食品などに関する製品、サービス、技術などの最新情報を発信する。

 来場者と出展者が直接商談できる機会を創造することにより、ビューティ業界のさらなる活性化を支援するBtoBプラットフォームとしての役割を担う。

 会場は製品カテゴリーごとに分けた14のゾーンで構成され、昨年新設された「テイスティ」と「フェムモア」は来場者の注目度を反映してスペースを拡大した。落ち着いて商談ができるVIPラウンジやカフェが設置されている特別エリア「プラチナホール」には、品質にこだわったハイエンドコスメや美顔器・美容機器のほか、韓国と中国のパビリオンが自国で人気を集めている製品が集結する。

 さらに、「エステティックステージ」「ヘア&ネイルステージ」「フェムモアステージ」の3カ所で合計37本のセミナーを開催する。

 昨年開設した「フェムモアステージ」では、女性の活躍を推進するための行政の取り組みや、身体の変化に合わせた人生の過ごし方などを紹介する。女性特有の悩みについてメディアなどで啓発活動を行う宋美玄氏(丸の内の森レディースクリニック 院長)、自身の経験を通じて妊活に関する情報を積極的に発信する東尾理子氏(リプロダクティブヘルスアワード 実行委員長)、女性の新しい働き方や生き方をSNSで提案して4万人以上のフォロワーを持つ宮本佳実氏(作家)らが登壇する。

 「エステティックステージ」では、アンチエイジング医療の第一人者と言われる日比野佐和子氏(大阪大学大学院医学系研究科未来医療学寄附講座 特任准教授)がサロンで活かせる幹細胞の最新情報を提供する。また、サロンオーナーや経営者向けとして、Z世代へのマーケティングを専門とする今瀧健登氏(僕と私と株式会社CEO)が世代を超えた美容業界のヒット術を披露するほか、美容とホテルの可能性について龍崎翔子氏(ホテルプロデューサー)が講演を行う。

 「ヘア&ネイルステージ」では、アップスタイル・ヘアアレンジの第一人者の新井唯夫氏(FEERIE代表)をはじめ、世界基準の技術力を持つ湊覇樹氏(ハルキミナトジャパン代表取締役)とジンウェイ氏(ヘアカラーリスト)のコラボ企画や、頭の形や顔のバランスを踏まえてカットするNATSUMI氏(ALBUM ディレクター)が心をつかむ接客術を紹介する。

 会期2日目の5月14日には、ビジネス交流会として、アメリカ、アラブ首長国連邦、イタリア、韓国、スウェーデンなど9カ国・地域の出展者が国内のバイヤーに向けて製品のプレゼンを行う。閉場後には出展者同士のつながりを深める立食式の交流会も企画しており、販路拡大の機会を提供する。

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