ハイム化粧品、「ママからハッピー」コンセプトに子育て女性のニーズに応じた商品提案

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ハイム化粧品、「ママからハッピー」コンセプトに子育て女性のニーズに応じた商品提案

 研究開発から販売まで自社工場で一貫して手がけるハイム化粧品(本社=千葉県松戸市)は、厳選された原料を使用して安心で安全な化粧品づくりに取り組んでいる。

 同社では、30代前後の子育て女性を中心に、「ママからハッピー」をコンセプトにした「チャイルドシリーズ」の育成を進めており、2012年4月11日には「チャイルドボディソープHM」(300mL・1400円、写真:左から一番目)を追加し、シリーズの拡充を図る。

 「子育て女性の子どもに早く自立心を持たせたいといったニーズの高まりを受け、商品開発では小さなお子さんでも簡単に身体が洗える泡タイプで、さらに顔と髪まで洗える全身洗浄剤をめざした」(堀江妙子取締役)

 チャイルドシリーズのラベルには、同社キャラクターの「むーくん」のイラストをデザインし、新製品では通常デザインのパッケージのほか、「むーくんママ」を登場させた特別品の販売を企画している。

 販促施策については、今年1月から安産祈願で有名な東京の水天宮で、シリーズ展開する「白い石けん」を、戌の日限定で定期的に1000個ずつ無料配布し、認知を広めるイベントを実施した。

 さらに、「地元に愛される企業をめざす」ことを理念に掲げる同社では、今年3月より松戸市近辺の幼稚園や保育園を巡回し、「白い石けん」「チャイルドスキンクリーム」「泡立てネット」の3アイテムが入った「むーくんギフトセット」を配布している。

 「4月からは新製品を順次配布する予定で、まずは認知を高めることが重要だ。こうした取り組みのほか、製品全てに内容成分を公開する当社らしい取り組みなども、ターゲット層に向けてアピールしていく」(堀江氏)

 今後は新たな販売ルートの開拓を目指し、生協や通販がメインだった販売チャネル以外に、日雑卸大手あらたのグループ企業「ファッションあらた」とのパートナーシップをさらに強化し、共同開発も視野に入れた卸流通ルートの開拓を本格的に行っていく方針だ。

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