スキンガーデン 新大久保店、国内最大級の韓流ショップの現在とは

週刊粧業 2018年9月10日号 5ページ

スキンガーデン 新大久保店、国内最大級の韓流ショップの現在とは
 日本での韓流ブームを追い風に2011年12月に設立したSKIN GARDEN(スキンガーデン)は、韓流の聖地とも呼ばれる東京・新大久保エリアに大型韓流ショップ「スキンガーデン新大久保店1号店」(K-PLAZAⅡ・1~2F)をオープンし、今年で6年目を迎えた。韓国発の約80の化粧品ブランドを取り扱い、店内には8000種類以上を品揃えする。

 近年はWebマーケティングにも力を注いでおり、ECや韓流情報を提供するキュレーションメディア「モウダ」の運営も行っている。李宣璋(イ・ソンジャン)代表は、来年2月にヨーロッパ第1号店のオープンを控えていることを明かし、「化粧品を通じて、世界と韓国の文化交流の架け橋となっていきたい」と今後の目標を語った。

80ブランド・8000種を品揃え
オープン前に並ぶ顧客を大切に

 スキンガーデンが出店する以前の新大久保エリアは、韓国の雑貨やコスメを取り扱う小規模な店舗が並び、どの店も同じような商品を扱っていた。

 新大久保エリアにない化粧品や雑貨の多くは、韓国へ旅行した際に、大量に購入されていったという。そうした市場環境を踏まえ、同社は「韓国・ソウルへ行かなくても、日本で流行や人気の韓国のコスメブランドが全て揃う大型店舗を構想した」(李代表)という。

 当時は、日本ではちょうどK-POP人気が高まってきていた頃だ。

 「芸能人の方が新大久保に来て韓流文化をTVで紹介してくださった影響もあり、オープン当初から多くのお客様に来店してもらうことができた。当社の魅力は、取り扱うブランド数と商品数であり、韓国現地の流行やトレンドをいち早く紹介できるように最善を尽くすことで、今も多くのお客様にリピートしていただいている」(李代表)

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