ドラッグストア業態、PBを通じたブランド価値向上へ

週刊粧業 2019年10月21日号 27ページ

ドラッグストア業態、PBを通じたブランド価値向上へ
 日本チェーンドラッグストア協会によると、18年度の総売上高は7兆2744億円、総店舗数は2万228店と推計される。

 売上・店舗数ともに拡大を続けるドラッグストア業態は、相次ぐ再編によって事業規模を拡大させている。

 商圏の狭小化が進む中で、地域密着をキーワードに都市部への進出が加速している。

 本特集では、マツモトキヨシ銀座みゆきAve.店、くすりの福太郎新橋店、アインズ&トルペ新宿東口店、ドラッグイレブン京橋店の計4店舗に取材協力をいただいた。

マツキヨHDの商品開発力
経営統合の決め手の1つに

 マツモトキヨシホールディングスは8月、ココカラファインと経営統合の協議に入ることを発表した。

 ココカラファインは、マツキヨHDとの統合によって、PBを含めた商品開発や店舗オペレーションの効率化などでシナジーを創出しやすいため、企業価値の向上につながるとしている。

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