ライオンは9月15日、洗いにくい便器のフチ裏まで簡単に掃除できる新方式のトイレ用洗剤「ルックプラス 泡ピタ トイレ洗浄スプレー」(2種、クールシトラスの香り/ウォーターリリーの香り、本体各300mL、つめかえ用各250mL、オープン価格)を発売する。
同社では、浴槽全体に洗剤のミストを吹きかけて60秒後に流すだけで、汚れをこすらずに落とす浴室用洗剤「ルックプラス バスタブクレンジング」をはじめ、「がんばらなくてもキレイ」を実現する新方式の掃除習慣を提案し、好評を得ていることから、トイレ掃除にも提案の幅を広げることで、「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」というパーパスの実現を目指す。
共働き世帯の増加に伴い、家事の手間や負担を軽減するニーズはますます高まる中、トイレ掃除は見えないところや洗いづらいところが多く、掃除の中で最も満足度が低い場所で、特に「フチ裏」(89%)は汚れが最も気になる場所と位置づけられている。
座って小用を足す「座りション」をする男性が61%まで増加しており、尿ハネがフチ裏に飛びやすく、フチ裏がより汚れやすくなっていることが、そうした傾向に拍車を掛けているという。
「泡ピタ トイレ洗浄スプレー」は、フチ裏の汚れに新開発の濃密泡が密着することで、フチ裏に残った乾燥尿汚れを溶かし出し、スプレーして60秒後に水で流すだけで洗いにくい便器のフチ裏を簡単・キレイに掃除することができる。
「コロナ禍においては、家庭内にいる時間が増えたことで、トイレの使用率も上がり、汚れのニーズも顕在化している。『ルックプラス バスタブクレンジング』では、お父さんだけでなく、お子さんの家事参加につながっており、同様の使われ方がされることで、トイレ掃除回数のさらなる増加が期待される。さらに、1回あたりの使用量は従来スプレーの2倍、掃除単価は3.1倍に上昇することから、この新製品の投入により、トイレ用洗剤市場は前年比130%まで伸ばせると見込んでいる」(ヘルス&ホームケア事業本部 事業統括部 業務管理室 副主任部員 野村守氏)
また、使いやすい2WAYトリガーを採用。レバーの引き方で泡の形状が変わるので、これ1本で便座、床などいろいろな場所の掃除に便利に使用できる。
「この秋に発売する新製品群の中でも最も目玉となるのが『ルックプラス 泡ピタ トイレ洗浄スプレー』であり、9~12月にかけてはカテゴリー№1級のCM大量投下を行っていく」(野村氏)