サンギ、日本企業として初めて宇宙技術の殿堂入り

粧業日報 2024年4月30日号 3ページ

サンギ、日本企業として初めて宇宙技術の殿堂入り

 サンギはこのほど、アメリカ航空宇宙局(NASA)の技術をヒントに開発したむし歯予防成分「薬用ハイドロキシアパタイト」配合ハミガキ剤が、宇宙技術に関する優れた開発を表彰するアワード「Space Technology Hall of Fame(宇宙技術の殿堂)」にて殿堂入りを果たしたと報告した。

 2024年4月8日~11日まで米国・コロラドスプリングスで開催された「宇宙シンポジウム」にて、殿堂入りの表彰式が行われ、サンギのロズリン・ヘイマン社長と佐久間周治会長、開発パートナーで製造委託先である日本ゼトック(本社=東京)の関係者が出席した。

 Space Technology Hall of Fameは、非営利団体「Space Foundation(宇宙財団)」(本部=米国)が、宇宙技術に関する優れた開発を表彰する目的で1988年に創出したアワードで、毎年多くのノミネーションを審査し、決定している。殿堂入りは毎年2~3の開発に限られている。日本企業の殿堂入りは同社が初めて。

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