花王、和歌山工場の敷地が環境省が定める自然共生サイトに認定

粧業日報 2023年11月9日号 6ページ

花王、和歌山工場の敷地が環境省が定める自然共生サイトに認定
 花王は、国内主力工場である和歌山工場の敷地内にあるクロマツの防潮林を主体とする緑地にて、環境省が定める「自然共生サイト」への認定を受けた。

 これは、30by30(サーティ・バイ・サーティ)達成に向けて「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定する制度で、生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標が設定されている。

 和歌山工場では、約80年に及び工場敷地内の防潮林保全活動に取り組んできた。

 緑地に生息・利用している生物の実態調査、観察などから、そのエリア特性に適した緑地管理手法を取り入れ生物多様性保全を実施している。社員ボランティアが緑地保全活動に参画するなど、工場一体となり継続的に取り組んできたことが認定につながった。

 引き続き他の地域・工場においても、地域特性を考えた生物多様性の保全に努めていく。
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