入浴剤メーカーのバスクリンは、「バスライフ事業」の推進に向けて、入浴の健康効果や効果的な入浴方法などを伝えるコンテンツの充実化とともに、その伝道師となる人材の育成を図っている。その一環で、2022年3月より社員の知識向上や能力開発を目的に、独自の社内検定制度を設け、「バスクリン入浴マイスター」認定試験を導入した。
認定試験は年1回の実施で、今年で3回目を迎えた。
総務部人事総務グループの鈴木由貴子グループ長は、「入浴剤メーカーとしてツムラ時代から継承してきた入浴に関する知見や技術を引き続き大切にしつつ、次世代人材への世代交代を機に、バスクリンの新しい魅力や価値の創出につなげていきたい」と話している。
――貴社の人材育成の考え方は。
鈴木 社会や環境の変化スピードが速まる中、そうした変化に適応でき、自己成長を感じながら、経営理念の実現に貢献できる人材を1人でも多く育てることを目指している。
当社が2007年にツムラより家庭用品事業を分社化して17年が経ち、全社的に世代交代の時期に入っている。
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この記事は週刊粧業 2024年4月22日号 7ページ 掲載
■特集/人財価値向上に向けた取り組み~柔軟な働き方に支援を手厚く掲載企業/ヒノキ新薬(取締役社長 阿部武彦氏)、ナリス化粧品(執行役員 人事部長 守谷太吾氏)、バスクリン(経営企画本部 総務部 人事総務グループ グループ長 鈴木由貴子氏)、桃谷順天館(人事担当者)■ライオン、2024年度グループ入社式を開催■コーセー、サステナビリティ中長期目標を追加策定~「美しい知恵 人へ、地球へ。」を体現...
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