第60回 理念とビジョン

【週刊粧業2014年10月20日号6面にて掲載】

 理念とビジョン。よく聞く言葉ですが、実際はよく分からないというのが正直なところではないでしょうか。

 スタッフたちは、日々目の前の仕事を無我夢中で頑張っているため、いつの間にかエステティシャンの仕事の原点や入社したときの気持ちを忘れてしまうことがあります。

 そうなるとスタッフは、ただ目の前の仕事をこなすようになり、さらにお客様をこなすことが目的となってしまい、その先にあるはずの自分の夢や目標さえも見失ってしまいます。

 このようなときにオーナーに求められる役割は、スタッフに「何のためにこの仕事をするのか」「この仕事を通じてどのように社会に貢献できるのか」といった仕事の意義や目的をわかりやすく伝え続けることだと思います。

 エステティシャンの仕事の意義を伝えること、私がオーナーとして、とても力を入れている部分です。そのためにも私のサロンでは、理念(何のために)と、ビジョン(何を目指すのか)を明確に定義し、スタッフたちに事あるごとに伝えるようにしています。

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榎戸淳一

株式会社ES-ROOTS代表取締役社長、一般社団法人エステティックグランプリ元理事長

新卒で船井総合研究所に入社し、様々な経験を積んだ後に「エステティック業界の健全化、イメージ回復」に使命感を感じ、船井総研内で自らエステティック業界のコンサルティングを立ち上げ、業界内で多大な実績を残す。現在では、株式会社ES-ROOTSを設立し、東京都目黒区に「fruitsroots(フルーツルーツ)」というオーガニックコスメ&エステティックサロンを経営している。www.es-roots.co.jp また、業界誌「週刊粧業」「セラピストBEAUTY」「ヌーヴェルエステティック」の連載、業界イベント「ビューティーワールド」「ダイエット&ビューティー」での講演など、活動範囲は幅広い。

http://www.fruitsroots.com/

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